てれ

バタフライ ルームのてれのレビュー・感想・評価

バタフライ ルーム(2012年製作の映画)
2.4
結局何がしたいんだとイラッときたがデカダンを感じさせられる映像は良かった。蝶の標本を作る、一見穏やかそうな老後を過ごす女性アンの話。少女に対し歪んだ愛情をもっていて、少女自身を標本にして支配しようとする。
アンの魔女みたいな容貌が不気味さを醸し出していて良かった。終始アリスという少女に振り回されるが、最終的にはアンが主人公だと思う。
ラストシーンに希望はありそうで、ない。後味の良くない感じがこの映画の面白さだと感じた。ストーリー的には冗長なのであまり好みではないけれど、ホラー映画としては十分怖かったのでホラー映画好きな人におすすめしたい。
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