まん

サリー 死霊と戯れる少女のまんのレビュー・感想・評価

サリー 死霊と戯れる少女(2012年製作の映画)
2.2
思ったより2倍良かった。

邦題がダサすぎるのでよくあるB級ホラーを想像していたが違った。ちゃんと丁寧に作られている。

見終わってから気づいたけど、他の方のレビューでは評判悪いご様子笑
人それぞれですね。

悪く言うと「ベタ」だけど、そうではなく「ストレート」な作品だと思った。

安易な過剰さや、制作者の主観による「こうなったら怖いだろう」というペラッペラな怖さ演出がない。

もちろん映画なのでわかりなすい映像表現による演出はあるが不快にはならない、しっかり許容範囲だった。

70年代のイギリスで起きた実話に基づいているということなので、その実話に対するリスペクトがあるから「過剰な演出」や「軽率で安易な肉付け」を排除したんだろうな、という真摯さを感じる。

私はホラー全然怖くない勢なので「怖さ測定感度」が壊れていて、この作品にももちろん「怖さ」は感じなかった。

なので、よく分からないがひょっとすると一般的にもあまり怖くない作品なのかも知れない。それでもホラー好き以外にもおすすめできると思った。

当然不満もあるけど割とちゃんと好き。
まん

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