まさき

もったいない!のまさきのレビュー・感想・評価

もったいない!(2011年製作の映画)
3.9
授業で試聴。
内容は食品に関わる世界の人々へインタビューを行い、食料廃棄物の現状やその訴えを記録したものだ。廃棄の映像を目の当たりにすると廃棄や食についての考え方を変えなければならないと強く感じる。インタビューの中で皆が口を揃えて話していたのは「無駄」という言葉である。生産や加工をしても消費されずに廃棄されるのは、それまでの全てを否定されているのと同義である。他人事ではなく、各々が自覚しなければならない。この現状は誰のどのような視点でみるかにもよって問題が違って見えることも、この現状の複雑性を示している。資本主義の在り方や、利益と食のバランスを人間の欲に惑わされずに今一度見直す必要があると考える。
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