nodoubt

サプライズのnodoubtのレビュー・感想・評価

サプライズ(2011年製作の映画)
3.7
「ヒロイン(次男の彼女)強過ぎだし、やり過ぎ。笑」

両親の結婚35周年を祝うため別荘に集まった家族が、アニマルマスクを被った謎の侵入者たちに襲われるホーム・インベージョンものホラーです。

今更だけどホラー映画の性交率って異常ですよね。
もちろんこの作品でもオープニングからしっかり。そして殺されちゃう。

いや~とにかく死にまくりです。敵も味方も。
殺され方のバリエーションもなかなか豊富で飽きさせません。
おすすめは、他のレビューでも皆さんおっしゃってますが、やっぱりミキサーですかね。笑
個人的にはミキサーからの、シンプル脳天ズドンが好みですが。

恐怖と笑いは紙一重。パーティーの最中、長女の彼氏が秒で殺され、一同パニックの状況なのに、自らも背中に矢が刺さってるのに、次男に「デブ」と言い続ける長男。
そしてその状況下でも「デブ」と言われてしっかり激ギレする次男も大概だが。

その後作戦会議の結果、まさかの軽率すぎる長女の正面突破作戦からのこれまた秒殺。

まさに地獄絵図のはずなのに、なんか笑えちゃう。

その後の次男の彼女の豹変ぶりも堪りません。もう目ギンギンになって肉叩きハンマーで殴り続ける姿は狂気を通り越して笑うしかありません。

キレイな終わり方と、エンディングの登場人物の写真が全員殺された後の写真ってのも◎でした。


追記。
作中何度も流れていた曲、良い曲。
ドワイト・トゥイリーの
Looking For The Magic
という1996年の曲だそうです。
nodoubt

nodoubt