おとうふ

her/世界でひとつの彼女のおとうふのレビュー・感想・評価

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)
3.5
主人公の人間らしさがよかった
過去の記憶の回想シーンがあまりにも綺麗で鮮やかで、そっちの方詳しく見せて?って思ってしまうほどだった。過去の記憶は美化される。現在が辛いなら尚更美しく映るかもしれない。
「すべての感情をもう味わいつくしてしまったのかもしれない」的なことをサマンサに語りかけて、すると彼女が「その感情は私からしたらリアル」と答えるシーンが好きです。
人間的な発想に、正論を返す悲しさみたいなものが2人の関係性を表しててよかった。
あと音楽が美しかった
仮想現実という言葉をよく耳にしますがAIとデートなんて時代はもうすぐそこなんでしょうか。
正直主人公がAIに恋していく過程に共感しきれず、ちょっと置いてけぼりで、綺麗な映像と音楽を楽しむみたいな観方になっていました。
メカオタクやSF好きな人には堪らないのかな?
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