ジャンリュックゴウダール

her/世界でひとつの彼女のジャンリュックゴウダールのレビュー・感想・評価

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)
4.0
奇妙に思う人も多いのは分かるが、かなりいい映画だった。プロットは勿論、セオドアの気分によってコロコロ変わるカラーグレーディングやサマンサやセオドアが作る簡素で美しいBGMもかなり好きだった。いや100年後の人々にこの映画見せてみたいなぁ。対して気持ち悪さを抱かなそう笑笑。彼の周りの人間たちもほどんと拒絶反応示してなかったし。

抱く感情は、肉体が無かったらリアルではないのではなく、その感情そのものがリアルそのもの。これは所謂アイドルやアニメキャラ、配信者に対する"リアコ"とかと通づるモノがあるのではなかろうか。