きゅあむーびー

her/世界でひとつの彼女のきゅあむーびーのレビュー・感想・評価

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)
3.0
主人公が一方的にAIを好きになる話だと思ってたから、割と序盤で両思いになってびっくりした。AIが恋するっていう前提が自分の中に無かったんだと思う。
スカヨハの声本当に良かった、好きになっちゃうよねこれは 
衣装や世界観が本当に整ってて計算されてて、すごく私が好きそうな感じだったのに、綺麗すぎて入り込めなかった。
世界観より心を描く話なら、もうちょっとリアルに描いても全然良かったんじゃ無いかなって思った。
ロマンティックとか胸キュンは全然感じなくて、綺麗な画をずっと見てる作品だった。
あとは、現実で辛い恋愛をした人、恋に何か心残りがある人向けで、恋愛経験が全然無い私にはわからないことが多かった。
ただ画作りは本当にこだわりが感じられて、主人公の画面内での動きやカット割にもメッセージ性が感じられた。
監督はすごく神経質にこの話を作ったんだなというこだわりが感じられて、そのエネルギーはとても素敵だと思った。
ホアキンは基本一人芝居だということを考えたら、とんでもない俳優さんだなと思った。