RIO

her/世界でひとつの彼女のRIOのレビュー・感想・評価

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)
5.0
世界一泣けるラブロマンスの傑作。

世界観の描かれ方が素晴らしい👏
ちょび髭が流行っていたり、
腰の上までウエストのあるズボンが流行っていたり、
細かいこだわりが世界観構築にしっかりと活かされてる。

近未来は、今よりネットの繋がりが強まってて、すごく便利なんだけど、その反面、
孤独で寂しい世界が広がってて、

その世界観を主人公であるセオドアの視点で映すことで、
より信憑性のある素晴らしい世界観を描けてました。


演技は皆素晴らしく、
ホアキン・フェニックスは、キャリアの中で最良と言えるほどの名演技👍
過去にトラウマを背負っている男性を素晴らしく熱演してます。

サマンサを演じたスカーレット・ヨハンソンは声だけの演技ながらも、
繊細な心情や感情を素晴らしく表現してました。

アクション女優だけでなく、彼女の広い振り幅を感じ、出演作を観るたびに、素晴らしい女優だと再認識させられます。

主演2人の会話は興味深く、徐々に愛情が深まっていく様は、観ていて本当に心地良い🥰


1番好きな恋愛映画は、
「エターナルサンシャイン」だけど、
最も素晴らしい恋愛映画は今作だと思う。

全恋愛映画好きにこそ観てほしい、
異色の傑作ラブロマンス。

非常におすすめ。
RIO

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