まーるつぁいと

her/世界でひとつの彼女のまーるつぁいとのレビュー・感想・評価

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)
3.6
人工知能osと人間男性の恋。。。
って、それゃベタ惚れにもなるやろー!スカーレットの声で、あんな優しくて面白いんだから!
なんて私の捻じ曲がった感想は置いといて…。
これも1つの愛なのには間違いないですね!
人工知能の感情はリアルなのか?
そんなことどうでもいいんです!
まさに「知るか」な訳で、本人にとってリアルな恋ならそれで良いんです!
何故こんな力説するかって?
私は二次元に恋人がたくさんいるからね♡♡
マンガであっても小説であっても映画であっても、osと違って二次元キャラ達は私と一生話すことが出来ません。よっぽど科学が進化しない限り。
でも私の頭の中で、彼らは動いて私と話して遊んで時には夜の営…ゲフンゲフン…なのです。
これは私にとってリアル!誰に理解されなくてもリアル!
osと会話した上で恋に落ちたセオドアは、その分私より更にリアルなんだ!自信持ってセオドア!
なんて、終始謎の痛い応援をしながら観てました笑

そーれにしても、これ私も間違いなく男性版osに恋する自信あります。
だってこんな四六時中一緒に居て楽しく過ごしてセックスまでしちゃうなんて!
そりゃやっぱり人肌恋しくなる時もあるだろうし、相手の何気ない仕草とか癖とか見て愛おしくなったりってのもあるんだけど…。
愛は障害がある程燃えるじゃないですか!
特にドMな私としては、高い壁がある程興奮しちゃうもんね!
なんならあの説明し辛い3Pも、私の場合は逆に燃えちゃうかもしれない…。

ダブルデートのシーンなんて、本当に最高でした。
今後こんな未来が来る日もあるのかなーなんて。
だったら私は高杉晋助ver.かトラファルガー・ローver.のosが良いです!←
でも独り言ブツブツ言いながら歩くのが当たり前の世界って、なんか怖い。
歩きスマホでの事故でさえたくさん増えたのに、こんなのめちゃくちゃ事故るんじゃ…?

サマンサが作る曲が雰囲気にぴったりで、どれも素敵でした。
特に海辺でのシーン癒されます。

でもセオドアのお仕事はちょっと悲しい。
代筆された手紙なんて悲しいなぁ。

ラストは急展開でちょっと置いてかれましたが、科学の進歩ってそんなものですよね。
セオドアとキャサリンの男女関係というか思考の違いがすごくあるあるで、osとの恋と対比してて良いなと思いました。

私も独り寂しく眠れない夜に、そっと心配してくれるosが欲しいよう!