あんときの井上

もらとりあむタマ子のあんときの井上のレビュー・感想・評価

もらとりあむタマ子(2013年製作の映画)
3.3
「可愛い子には旅をさせよ」

この諺の本質は、可愛い子であることが伝わらないまま旅をさせても意味ないよ〜!です。

寧ろ信頼関係ないまま旅をさせたら、子は逆恨みしていつか仕返しにやって来ます。

タマ子は父に「出てけ!」と言われた時、「合格」と応えます。

それは、それまでの不器用な父の愛情がちゃんとタマ子に伝わっていた証であり、それが父としての役割だからです。

家族の姿は十人十色です。

この映画はその一色を私たちに魅せてくれます。


               :経験者は語る
あんときの井上

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