ねこまるキャット

もらとりあむタマ子のねこまるキャットのレビュー・感想・評価

もらとりあむタマ子(2013年製作の映画)
3.7
『自堕落』×『雰囲気』
何も起こらない、空気感を味わう、
"78分"という短尺映画。

ストーリーは、特にない。
四季を通してだらだら過ごす主人公をただただ見る映画👀

これだけ短ければ、面白くなくてもいいでしょう。ですが、私は結構好きです。
こういう時期があったから!

自堕落生活のあるあるネタを詰め込んだ、ショートムービーです。

ニュースを見て「ダメだな、日本は」
働けと言われて「その時が来たら働く」

アニメの「あたしンち」を見るような気持ちで、家事でもした後にぼーっと見るのがオススメ。映画として見なくてもok。

自堕落な生活を送ってる主人公を演じる、前田敦子が、とても役に合っています。

この映画を気にいる人は、自分を重ね合わせて見て、あるあるネタに共感するポイントが多い人です。

ストイックに生きてきた人は
「なにこれ…?」といった感じでしょう。

思い返せば、仕事してないでダラダラしてた時期が一番辛かったな…。

学生の頃に見て「タマ子駄目人間すぎウケるw」って感じで鑑賞して、翌年会社辞めてタマ子と同じ状況になった時は、全然笑えなかったな。そんな思い出。

スコアかなり低いですが、あまり脳みそを使いたくない時、休憩として挟む作品としてはオススメです^^

興味があったら是非^^