『サムサッカー』『人生はビギナーズ』のマイク・ミルズ監督が
「うつ」をテーマに日本で密着取材を敢行。
“心の風邪”をこじらせた普通の人々の、
壊れそうだけど愛おしい日々の暮らしを描いたドキュメンタリー。
坦々と何名かのうつの症状を持つ人々を
撮影側の意図を介さず映し、
心の風邪、というキャッチコピーのもと
その実際の発症者の人数の多さと、
その微妙な「違い」を感じながら
心の病気と体の病気の「違い」を
感覚的に伝えてきます
病気を治す、という感覚が
体の病気と変わらないことや
人により様々な症状があることも
現代の心の病を知る上で、
他人事ではない静かな恐怖やリスクとして
受け止められやすい
やわらかなドキュメンタリーでした