タイトルに惹かれて鑑賞。
こんな作品あったんですね。
主演の竹中直人さん殆ど素でハマり役。得意なあの人のモノマネも盛り込んでいて楽しめました。
マレーシアで働く愛娘緑（北乃きいさん）の結婚式を阻止するため現地に向かう父健（竹中直人さん）。しかし移動中の飛行機が途中ハリケーンに襲われ急遽見知らぬ空港に着陸。何とか娘の結婚式に間に合せようとバスに乗ろうとするが満員で乗れず。タクシーも捕まらない。そこへ愛車のトラック小籠に乗る中国人のトラック運転手メリー（フー・ビン）が現れる。メリーの運転する小籠に乗せてもらい娘の結婚式場に向かう健だが・・・。
メリーが何故都合良く健の前に現れたのか。そして結婚式を阻止する父を絶対迎えたくない緑。緑と健を心配するフィアンセ？ ん？こんなのと結婚するの？ 何で？良い人ぽいですけど。
またメリーには健に何か伝えたい事がありそう。
ドタバタロードムービーで娘の結婚式場に向かうだけかと思いきや、途中一つのアクセントがありこれが個人的にはちょっとしたツボでした。その際流れるRCの雨上がりの夜空にはイントロ流れてきたら感動してちょっと泣けてきました。やっぱり雨上がりは名曲です。
健の「清志郎はジンライムのお月様になっちまった」というセリフもこれまた涙を誘います。
竹中さんで笑わせていただくだけでは終わらず、意外と感動する場面もあり個人的には好みの作品でした。
エンディングの竹中さん、フー・ビン、北乃さんが歌う雨狩りの夜空にも良かったです。そしてメリーの愛車小籠が可愛い！！
雨上がり聴いたらまたバンドやりたくなってきました。昨日もLINEでメンバーから久しぶりに連絡があり、コロナ落ち着いたらまたスタジオ入りましょう！とやり取りしたばかり。雨上がりをまたカバーしたくなりました。
【余談】
メリー演じるフー・ビンが結構いい身体でカッコイイ。因みに彼が出てくる度に木村一八さんがチラつきました。
