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ロスト・ボディのHKのレビュー・感想・評価

ロスト・ボディ(2012年製作の映画)
3.5
日本未公開ですが皆さん高評価のスペイン産サスペンス・スリラーです。
この作品ずいぶん前からクリップしたまま寝かせてました。
今回観たキッカケは先日観た『海を飛ぶ夢』『永遠のこどもたち』からのベレン・ルエダつながり。3作全てのパケ写に登場しているスペインの実力派女優ですね。

本作ではなんと死体(?)役ですがタイトル・ロールですから堂々の主役と言えるかも。
しかし本作が3作の中で一番後にできた作品なのにパケ写では一番若いのはナゼ?
このとき47歳のはずですから、どう見ても20歳くらいは若がえってます。
ここまで修正するのはもはや詐欺の領域かも。
いや、本来の年齢でも十分キレイな女優さんなんですけどね。

で、本作ですが確かにとても面白かったです。
死体安置所から死体が消えるミステリー。
ホラー要素も少しあって、とてもよくできていると思います。

しかし・・・ドンデン返しもここまでくると・・・正直ちょっと引いてしまいました。
ドンデン返しすぎ?
力技というか、感心はしますが。
復讐に子供を巻き込むのもちょっと・・・。

後は、前にも書きましたが、個人的に怪現象が全て理屈で片付けられてしまう話は物足りなく感じてしまうので。
だったら超常現象とかバケモノが出てくるホラーだけ観てろと言われそうですが・・・
でもあんまり怖そうだとコワくて観れないんですねこれが。
我ながら困ったもんです。
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