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ロスト・ボディのnamのレビュー・感想・評価

ロスト・ボディ(2012年製作の映画)
4.2
「消えた死体の謎を巡るサスペンス!」

うわーこれはやられた!
この手の作品はこちらの予想を裏切ってくれるのが気持ちよさですらあるのでこれは予想できなかった。。

消えた妻の死体、錯乱して死んだ警備員、そして妻を殺害の容疑をかけられた夫、それを捜査する刑事たち。妻の死体はなぜ消えたのか?蘇った?幽霊?第三者による盗難?本当は死んでなかったのか?などなどあらゆる可能性を想像しながら観る楽しみがありました。

非常によくできた脚本で伏線もわざとらしくなく自然に配置されていて終盤の畳みかけが痛快。

この監督の新作の「神が描くは曲線で」を観たかったのですがその前にチェックしてた過去作をと思っていたので、これ以外の作品も俄然楽しみになりました。

オリオル・パウロ監督作は初でしたが他の作品もチェックします!脚本も監督もしているからか脚本と演出がかなり噛み合っているので上手くミスリードや演出が加えられてるのがよかった。
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