ヒロ吉

ロスト・ボディのヒロ吉のレビュー・感想・評価

ロスト・ボディ(2012年製作の映画)
4.3
Amazonプライム・ビデオにて字幕観賞。
Twitter含むTLで度々挙がってきていて、内容がとても気になり観賞。

あらすじはある晩、死体安置所の警備員がトラックに衝突、瀕死の状態となる。警備員は何かから必死に逃げている様であった。またその死体安置所から1人の女性の死体が消えていた。
女性の名はマイカ・ビジャベルデという製薬会社の社長夫人。
担当となったハイメ警部は彼女の夫アレックスを怪しむが、実はアレックスには愛人がいた。
アレックスには充分な殺害動機があるが、果たして誰が何の目的で、死体を消したのか?
はたまたマイカは実は生きているのか…というもの。

パッケージの感じからしてB級映画もしくはそれ以下の感じかなと思って、食指が動かなかったのですが、丁寧に作られた上質サスペンス。
見事にやられた。
脚本と演出が見事。
マイカとの回想シーンを随所に挟む事で、アレックス目線で見たら「マイカ生きててもおかしくね?」って思うし、こういうオチかなー?って考えてたら見事ハズレ😂

スペイン映画という事もあって、キャスト陣は正直知らない人ばかり、舞台は死体安置所を中心に動きますが、興味の持続性を保たせる程、場面転換、話の展開が見事。

謎解きパートも「おー」と唸りました。
ラストカットの切れ味。

今作の監督作品『インビジブル・ゲスト』も評判良いので観たくなりました😆
ヒロ吉

ヒロ吉