『エクスペンダブルズ』シリーズ3作目
最強の傭兵軍団エクスペンダブルズの次なるミッションは、かつてエクスペンダブルズを結成した仲間だったストーンバンクスの捕獲作戦。彼は悪に手を染め、危険な組織を率いていた。バーニーは世界各地で戦いを繰り広げるも、自分たちの手の内を知り尽くした敵を相手に身を案じ、かつてのメンバーを解散し若いメンバーと組み最強の敵に挑む物語。
これまでの2作とは打って変わって、今までのチームを解散して若手を集めた新チームを作るという新たな要素があって面白い。世界を飛び回っての仲間集めはロマンがある!
だけど、今までのチームのメンバーが好きだったから、一気に総入れ替えしなくてもいいんじゃないかと思ってしまった。最終的には旧チームも登場して新旧豪華なオールスター俳優が登場するからいいけど、登場人物が多いせいで1人1人の見せ場が分散されて魅力が半減して物足りない感じがある。
新メンバーの女性柔道家のロンダ・ラウジーの柔道技を取り入れた終盤のアクションシーンがとてもカッコよく決まってて見惚れしてしまった。
今作の悪役である敵ボスのメル・ギブソンの存在感が強く、強敵感がたまらなく良かった。ラストのスタローンとのタイマンも2人ともキレキレで、画面から目が離せない。
作品を重ねる事にドルフ・ラングレンのキャラが可愛くなっていってるんだが🤣
世代交代がテーマなのか、まだまだ若造には譲らんぞと言わんばかりのおじさん集団の気迫が凄かったな。度々年齢ネタを挟んでくるから、みんな気にしてるんだろうけど。笑
ヘリや戦車、バイクを使った今までとは違うアプローチのアクションシーンは緊張感があり手に汗を握る。カメラワークなども格段に良くなってる。
ただの脳筋爆破の映画じゃなくて、アクションとしての見せ方も豪華なキャラの使い方も内容も非常に良かったと思う。
相変わらずの豪華キャストでアクション好きには絶対オススメの作品。