超空間コベ

フェアリー・テール・シアター/クラウス・キンスキーとスーザン・サランドンの美女と野獣の超空間コベのレビュー・感想・評価

4.0
『美女と野獣』実写版、その4。
1984年。

この『フェアリーテール・シアター』
シリーズは初見だけど、原作に
割と準拠したヤツなんだね。てっきり
『新春かくし芸大会』みたいな
パロディかと思ってた。だって野獣が
クラウス・キンスキーだぜ!?(笑)

お父さんが野獣の城でもてなされる
シーンで、画面外からスゥ~ッと
伸びてくる、給仕の手。

『8時だョ!全員集合』のコントで、
便器の中からヌ~ッと伸びてきて
志村けんのケツを拭く、あの手。
アレにしか見えない。(笑)

歴代の野獣みんなそうだったけど、
沸点が低いでしょ?いきなりブチ切れるし。
今回の野獣は、何たってクラキン!
リアルでアブない彼が演ってると思うと、
すごくリアリティを感じるワケよ。☆

しかし、さすがはクラキン。
素晴らしい熱の入り様で、野獣の
哀愁を見事に表現。
個人的には、かなり高評価。♪

そして、やはり想像通りというか…
感動のラストは、もはや喜劇。(笑)

野獣の方が良かったかも?
みたいな振りを見せるヒロインに対し、
「君は変わり者だな♪」
←アンタに言われとう無いわい!!☆
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