やり手営業マンだったおじさんコンビが、Google のインターンシップに参加し、慣れないIT技術に戸惑いながら、正社員を目指すコメディ。
おじさんが超優秀な学生たちに混じって奮闘する話なので、それだけで面白いです。しかも舞台は天下のGoogleで、そこでの厳しくも楽しい働き方が、たくさん描かれるので、半ばGoogleの採用宣伝のよう笑。
ベタな物語ではありますが、多様性を大事にするGoogle というメッセージが根底にあるので、今風にカジュアルに楽しめる作品でした。主人公たちが所属するチームも、多様性があるチームだからこそ、一つにまとまることができた、というのがいいです。ただ、物語後半におじさんたちの経験が活きる展開があるのですが、ここはもう少しいろいろな展開が見たかったです。人と人とのつながりを構築するという、おじさんたちが最も得意とする分野なわけですし。
Google の良い意味での凄さと、愉快なおじさんたちの王道サクセスストーリーでした。
「オンザライン」は、しつこくて笑う。
