ジル・スプレカー監督による、
【ファーゴ】、【シンプル・プラン】、【ビッグホワイト】に続く⁈ブラコメな冬の【クライム・ドラマ】。
雪に覆われた田舎町で保険のセールスマンとして働くミッキー(グレッグ・キニア)。
妻とは別居状態、保険セールスの成績も悪く、
経済状況は最悪。
そんな中、彼は新しい顧客を獲得しようと、町外れで暮らす孤独な老人宅を訪問。
無事に住宅保険の契約を勝ち取るが、ふとしたことから老人が 高額のバイオリン を所有していることを知る…。
序盤のゴルヴィー(アラン・アーキン)紹介からテンポ的に若干間延び感があるが、本題が動き出せば 負の連鎖 から中々目が離せなくなる。
簡単に終わる筈だった犯罪計画には大抵予期せぬ事態が待つ。
どんどん暗い展開へ、、
サブタイトルにしろ
観る側の◯◯観根本をミスディレクションしているな。
伏線は、、◯動の中にある⁈
いつも人の良さそうなグレッグ・キニアはハマり役だが、
負の連鎖の元凶、
ビリー・クラダップのキレっぷりが怖い(過剰すぎる)。
リー・トンプソン(50)久々に見たな〜。
クライマックス後、
彼がいきなり前触れなく全てを語り出す(理解している)下りは面食らう。
↑
最後に種明かしされて「やられた!」って思うタイプでも、脚本的には 巧妙 というわけでも無い(ズルい)が、ここで初めて 笑い が起こるのかもしれない。
締め(OPクレジットも)は、どんよりではなくカラッとしているのはブラコメらしい。