ムギ山

インターステラーのムギ山のネタバレレビュー・内容・結末

インターステラー(2014年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。「宇宙と家族」というテーマとか、メッセージを解読した(つもりの)ジェシカ・チャステインがいきなり独自の計算を始めたりとか(一歩間違えたら統合失調症だよねアレ)、すごく『コンタクト』だなあと思った。
なんてことない場面でもハンス・ジマーがかぶさるとすごくエモーショナルなシーンになってしまって、そういうのっていいことなんだか悪いことなんだか。アン・ハサウェイが出るということだけ知ってて、少女時代のマーフィー(マッケンジー・フォイ)がそっくりだったので彼女が成長してアン・ハサウェイになるんだろうと思って見てたら、ジェシカ・チャステインになったのでびっくりした(ジェシカ・チャステインにも似てた)。マシュー・マコノヒーは相変わらずヘンな役者。マット・デイモンが実は悪役だったのにも驚き。ほかにマイケル・ケイン、ジョン・リスゴー、エレン・バースティン。
(再見して)息子がティモシー・シャラメなのに気づいてびっくり。シャラメの無駄遣いじゃないのかありゃあ。相変わらずアイディアの元になってる科学的な理屈と、父ちゃんが昔の自分の家に「S T A Y」というメッセージを送ってる理由がよくわからないので、なんか解説を読まねばと思った。全体の印象はやっぱり『コンタクト』なのだけど、ラストカットのアン・ハサウェイの表情は『2001年』の白い部屋のボウマン船長そっくりだなあと。
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