ノーランの映画は見応えがありすぎて観るのに気合いが必要なのでずっと後回しにしてしまっていたインターステラーをやっと観ました。結論から言うとほんとにもっと早く見れば良かったです。皆さんも言っておられるけど映画史に残る傑作だと思いました。
映像がほんとに綺麗だし、とても神秘的でもの凄い経験をしたと思います。それでかつ現代物理学に沿って構成が練られててノーランの鬼才さに圧巻です。
ノーラン独特のカットがやっぱりとても好きです。無駄のないカットで確かに話をややこしくしてるかもしれないけど、それのおかげで異常なほどのテンポの良さが出て他の映画では類の見ない体験になっているんだと思います。
導入が綺麗なので、伏線が回収されたときもやっぱりねとなることも、えっそうなの？みたいな両方の展開が個人的にはあったので観客として見ていた自分も楽しかったです。それにクーパーを通して本当に近未来の地球を体験し、未知の宇宙を体験してる気分になりました。
まさに近代科学とノーランが誇るエンターテイメントの融合した作品で皆さんが褒め称えられている意味が分かりました。
これは絶対また見ます。
“穏やかな夜に身を任せるな。老いた魂を燃やし、終わりゆく日に怒りをたぎらせろ。怒れ。怒れ。消えゆく光に”
