Yurari

インターステラーのYurariのネタバレレビュー・内容・結末

インターステラー(2014年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

壮大なストーリーで感動。
・・しかし、冷静になるとよくわからない点がいくつも出てきた。解説を読んでも分からぬまま。3時間弱と長い映画だが、肝心の説明が抜けていたのではないか。

【分からなかったこと】
※どなたか教えてください。。。

・クーパーが戻ったのはどこ?
→高齢のマーフと再会を果たしたが、ここはどこなのか?5次元世界と思われる場所だったので、①新たな物理法則で地球を再生、②アメリアが向かった惑星、③それ以外の惑星を人類が新たに発見、のどれかだろう。後のシーンで、クーパーがアメリアを助けにいく場面があったことから②は外れる。となると①か③。ただ、冒頭で地球はもうダメだという雰囲気だったので③が濃厚か?しかしそれを描写するシーンはなかった。

・モールス信号で複雑なデータを送ることが可能なのか?
→送ること自体は可能だろうが、時計の秒針で送るとなると膨大な時間がかかるだろう。しかし、マーフが「ユーリカ!(解けた!)」と叫んだ時の彼女の外見は40代くらい。信号が送られたタイミングとあまり変わらない。そんな短い間に計算式が解けるのか?天才だから可能なのか・・・?

・5次元空間を構築した「何か」はなんだったのか
→クーパーが引き込まれた5次元空間(マーフの部屋とつながっているところ)は、誰が、何の目的で作ったものなのか。そして、なぜマーフの部屋だったのか。その辺りの必然性が描かれていなかった。。クーパーではなく、マーフが選ばれた、というセリフがあったが、誰が選んだのか?その「何か」がクーパー自身であるような描写(アメリアと5次元空間にいるクーパーが手を合わせるシーン)があったのも、さらに混乱を招く。。。

物理学の素養があればわかることもあったのかもしれないが、、それにしても難しかった。愛が大事、というメッセージは良いと思うが、ちょっとありきたりかも。
Yurari

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