ManOfIron

インターステラーのManOfIronのネタバレレビュー・内容・結末

インターステラー(2014年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

私の中では、これこそまさにクリストファー・ノーランといった作品。
スタート地点は田舎の小さなお家から始まり、研究所、宇宙、異星、そして異次元とものすんごい規模でスケールアップしていく。そうして冒険した先の最後のピースになるのが冒頭シーンということで、綺麗なまとまり感もある。3時間という長さも、このスケールを構築するためには必要だったのだなと思える。
全体通して見ると、とんでもないスケール感で展開されるダイナミックな作品であると同時に、細部の作り込みや仕掛けが詰め込まれた緻密な作品という側面を持ち合わせている。

作品中散りばめられる似非科学はそれこそクリストファー・ノーランという感じで、細部はともかく聞いているうちにその独自の理論・論理に納得できる気がしてくるからすごい。

あと、父と娘の親子愛というもう一つのテーマが個人的にはグッとくる。(単に親子ものに弱いだけのような気もするが)
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