メメントの頃から映画上で時間というギミックを使って物語を作ることの多いこの監督。
今回も時間が重要なギミックの一つになっている。ミラーの惑星では時間の流れが遅くなってて、ほんの数時間いただけで、地球上では20年近くの月日が経っている。本当にぞっとした。恐ろしい……
時間とともに重要なのが重力で、物語の前半から”重力”についてあらゆる側面から語られる。重力はこの物語ではイコール愛であることが物語の後半で分かるのだけれど、これもナイスアイデアだと感じた。
映像美や美術面で語られることも多い映画だけど、脚本もすごいなあ、と思う。(最近は脚本に注目しがち
2010年代を代表する映画の一つになるし、なってるんだろうな。