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インターステラーのxavierのレビュー・感想・評価

インターステラー(2014年製作の映画)
5.0
愛する者のために使命を果たせ…
近未来。
地球規模の食糧難と環境変化によって人類滅亡のカウントダウンが進んでいた。
そんな状況であるミッションの遂行者であるブランド教授に元エンジニアで凄腕のパイロット・クーパーが大抜擢される。そのミッションとは宇宙で新たに発見された未開の地へ旅立つというものだった。地球に残さねばならない家族と人類滅亡の回避、二つの間で葛藤するクーパーだったが、悩み抜いた果てに、彼は前人未踏の地を目指し宇宙船へと乗り込むが…
ストーリーはこんな感じ
クリストファー・ノーランの作品の中でも1番好きな作品。
いつもは小難しい作品を作り、これ見よがし的に"どうだ!"と言わんばかりなのに、この作品はSF映画と見せかけ、ノーラン監督にしては似つかわしくない"愛"を描いている所が好きだなぁ。
描く"愛"もさまざま。
まだ幼い娘との親子"愛"や宇宙の旅を共にする仲間への"愛"や恋人に対する"愛"も描いている。
やっぱ1番印象的だったのは、父クーパーと娘マーフィーの親子愛!
父クーパーが人類滅亡を防ぐために宇宙へと旅立つ時、行かせたくないと涙を流したマーフィーの姿にはホロッとしたのも心に刺さったし、ラスト近くのマーフィーの部屋でのシーンもグッと来たね。
でも1番泣けたのは……
いつまででも親は親、子は子なんだと思わせるシーン…良かったなぁ。

映像も約10年前とは思えないほどキレイだったわ。母船にドッキングするシーンは手に汗握るぐらいハラハラしたしブラックホールを通る時のシーンはキレイだったしね
劇場の大スクリーンで観たかったなぁ、でも大号泣したかもしれないから、観れなくて良かったかもなぁ…

週末にはノーラン監督の最新作でアカデミー賞作品でもある"オッペンハイマー"を観に行く予定。
ワクワクでしかないなぁ…
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