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インターステラーのdogmaのレビュー・感想・評価

インターステラー(2014年製作の映画)
4.5
・オッペンハイマー見たあとに人生で4回目くらいの鑑賞。
・10代だった自分にとって、最もスケールが大きく、だけどスターウォーズとかじゃなく現実の延長にあるリアルさ、そのリアルの中に色んな感情が詰み込まれた衝撃的なSF金字塔だった。

・マーフとの親子愛、アメリアの恋人愛、地球と人類に対する普遍的な愛と責任。
・誰を助けるか、どこに向かうべきか、何を選択するか、そこに愛と裏切りが混ざり合ってミクロな視点とマクロな視点が見事に描写されてる。

・SFとしては、何か大きなきっかけがあり物語が始まるのでなく、緩やかな衰退の中で各々が何をすべきか考え行動している。
・未来への責任を持ち宇宙に希望をかける人間もいれば、現状を維持するのが精一杯な人間もいる。現代と同じ葛藤と分断だなと思った。

・クーパーやブランド親子は社会的分断にも負けず、心身ともに過酷な状況から逃げず挑戦し続けて、責務を果たしてた。その信念と衝動は上記の様々な愛ゆえなんだなと思った。

・未来からのメッセージについても当時は衝撃的だった。5次元空間をあんな風に映像表現できるなんて素晴らしすぎる。愛してるよノーラン。
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