どぅぐ

インターステラーのどぅぐのネタバレレビュー・内容・結末

インターステラー(2014年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

IMAXで鑑賞

映像、音響、物語設定、どれもが素晴らしいと感じた。
宇宙船の中からの景色は、壮大なプラネタリウムを見ているような感覚だった。
別恒星系の惑星で主人公が襲われた規格外の大津波。重力と時間の関係。
取り返しのつかないという絶望が我々鑑賞者にも伝わってきて、常識の通じない別世界に来ているという実感がした。
父と子の愛の物語も、丁寧に折り混ぜられていて、全体として単調になることはない。
ブラックホールの事象の地平面の中に入り込むと、そこには、5次元の世界が広がっているというのは、アイデアが斬新すぎる。

最後は、愛の力によって。人間が未来人から、重力コントロールの方程式を得て、地球脱出の鍵を得ると。
まとまりが凄くいい。

ただ、最後に主人公が助かるというのは、強引な気がした。助けに行くところで終わるというのも、なんか中途半端な気がしてならない。
けど、素晴らしい。4.7だ!
どぅぐ

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