7時間18分ちゃんと観ることができるか不安でしたが、走りきりました！お尻痛いです。
最初の牛からの長回しがまずスゴイ。あれにまずヤラレました。あ、これからこういう映像が続くんだと心の準備ができました。ああ、そういう映画なのね。
これだけ長いのに、ストーリーがダレることないのも、長回しを多用した構成によるところが多いと思います。長回しを堪能する映画。そして循環する6章立て。構成の勝利ですね。
そして映像。いろんなつらそうな環境を描いた映画はありましたが、これはトップクラス。雨、雨、雨に泥濘み。絶対にこんなとこ住みたくない！それが美しいという矛盾。
とにかく体験できてよかったです。二回見るか？と尋ねられれば、かなり躊躇しますが。それでも、一回は劇場で観たほうが（体験したほうが）いい映画です。
追記：一日経って、ジワジワよさが分かってきました。いい映画だわ。 話はスッゴク単純なんですよ。難しいことは何一つない。でも、スッゴク深い。それが映像の力なんだなと。
