劇映画だった前2作(『アウェイ・フロム・ハー 君を想う』、『テイク・ディス・ワルツ』)に続いてサラ・ポーリー監督が世に放ったのは、自身の出生にまつわるドキュメンタリー作品である。いま“作品”と書いた…
>>続きを読む出生の秘密? ドレが本当の父親かは、顔見れば一目瞭然デスヨネ。横顔が特に似てるもん。(パケ眺めてもすぐわかるでしょ😉)
ドキュオタが作ったみたいな、opの個性出しと終盤の小ヒネり。
でも、長…
共に過ごした時間がどんなものであったか、それこそがそれぞれの2人の関係性そのものであるのだなあ、と思った。
関係性に名前を付けたくない私にとって、契約や血縁に依らず(超えて?)、共有する時間を基にし…
さらっとサラポーリー掘り第3弾。これこそガチ掘り!個人的につい数日前に見たばかりであるテイクディスワルツの脚本執筆時と今作作るに当たっての調査時での細かな時系列が気になりましたね。マーゴはダイアンを…
>>続きを読む家族の中で、自分だけ顔が似ていないのはなぜか。
ドキュメンタリー版「秘密と嘘」かのように、秘められた家族の嘘。女優であり、映画監督でもあるサラ・ポートリーが、亡き母の「秘密と嘘」を求めて、父親、兄…
見る前はてっきり若手女性監督が自分の家族にインタビューして小綺麗にまとめましたという感じの佳作フィルムエッセイ程度だと思っていたが、いざ見てみると、今は亡き母を巡る想像を絶する凄まじい、シネマティ…
>>続きを読む今日もママンたちと上手く話せなかった。。でも映画に行ってよかった。
語り手によって異なる出来事の細部が現れるたび、ダイアンの多面性が見えて、人付き合いは一つじゃなくても仕方ないし、でも継続するのは…
再現シーンに気づいた時に、全編モキュメンタリーなのかと疑ってしまうような稀有なストーリー。いったん疑うと、冒頭のインタービューの準備場面すらも周到な演出に思えてくる。
一つの事柄を複数の視点から捉え…
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