いくつかの視点から語られるものは真実には至らないかもしれないし到底たどり着けないのかもしれない。誰かが話す物語は話す人の感情や経験したことがどうしたって反映されその人の都合で語られてしまい、 語った…
>>続きを読むマイケルの脚本でマイケルがナレーションしていること、サラ・ポーリーがミスターノーバディのような映画に出演していること、8ミリカメラの映像が洒落ていること、そして物語にすることによってそれぞれ消化して…
>>続きを読む女優で監督のサラ・ポーリーが、家族や関係者へのインタビューを交えて、自分自身の出生の秘密を探っていくドキュメンタリー映画。サラ・ポーリーの両親は共に俳優であるマイケル・ポーリーとダイアン・ポーリーで…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
映画やん!!
実際映画なんだけど、あんたの人生まるで映画そのものやん!!
『アボンリーへの道』時代から好きな女優さんだけどご家庭のことは全然知らなかったからビックリの連続だよ。
そんなシーンまでカ…
女優・監督のサラ・ポーリーは子供の頃から父に似ていないとからかわれていた。やがて彼女は自分だけ父親が違うのではと言う疑念を抱き、亡くなった母の過去を辿る中で本当の父親を知る事に。
育ての父と娘の愛の…
『こんな面白くもない普通の家族の話を、みんな聞きたいと思うのかしら』
こんなようなセリフから始まるこの家族のドキュメンタリーを観ようとしたきっかけは、あらすじを読む限り、非常に私自身に状況が似通っ…
人が語った時点でそれはもう「真実」ではないわけで、内容よりもどう感じていたかに焦点が当たる会話ってとてもいいし、誠実だと思う。人の言葉として語られることで、腑に落ちたものがたくさんあった。冒頭、Bo…
>>続きを読む(C) 2012 National Film Board of Canada