KARIN

インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌のKARINのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

人生山あり谷あり…
いや谷しかなくても、ギターがあれば…
どうにかなる…あれ??おかしいなー

どん底なのに、なんか全てが滑稽で笑えてきてしまう。観終わった後のこの突き抜けた感じはなんなんだー!なにもいいこと起こってないのに!笑

妥協して、楽な方にいけば、周りの人に「いいヤツだ」って言ってもらえて、
成功だってできるかもしれない。
才能も活かせるかもしれない。

なのに次の瞬間、正直なセリフでいろいろぶち壊す自分がいる。その場を去って、また同じことの繰り返し。
「そう在らざるを得ない」からこそ
どこにも行けない、自由なのか縛られてるのかなんなのか分からないアーティストが
とても悲劇的で、でもおかしくて、愛おしい。そしてなんか勇気をもらってしまった。

この人20年後あたりにカルト人気出るんじゃないかな、、、ディープなファンがレコード発掘して注目されたり、、、
とか希望を抱いておきます笑

会話のグダグダ感と満足感が反比例してる。
さすが。

残されたメスの猫ちゃん元気かな…
KARIN

KARIN