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0課の女 赤い手錠のペインのレビュー・感想・評価

0課の女 赤い手錠(1974年製作の映画)
4.5
黒沢清監督もお墨付きの70年代バイオレンスポルノの怪作。S・クレイグ・ザラーとかもニコニコ観てくれそうな作品だ。

"4でも3でも2でも1でもなく私は0課よ!"と言い放ち、赤い手錠(ワッパ)を武器に誘拐された政治家の娘の極秘救出任務にあたる女刑事・零が主人公。

ブルース・リー作品のノラ・ミャオさんを少し彷彿とさせる杉本美樹さん演じる主人公の零の魅力は勿論、あっと驚くユニークな惨殺シーンや拷問シーンのつるべ打ち、終盤の西部劇的な展開に圧倒される。

同じく70年代バイオレンスポルノの怪作『人妻集団暴行致死事件』の主演でもある室田日出男さんの死に様も凄まじい。原作は梶芽衣子主演のシリーズ『女囚さそり』と同じく篠原とおる。
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