皿もげ

子宮に沈めるの皿もげのレビュー・感想・評価

子宮に沈める(2013年製作の映画)
3.0
しんどい。実話をもととした映画とは思いたくはない。こんなことが実際に起こるなんて信じたくはない。
せりふも、音楽も、余計なものは何一つなく、変わっていく生活だけがただ淡々と映し出される。
ラストは地獄、静かな凄惨そのもの。
怒りと悲しみしかない。吐きそう。
ひとがひとでなくなるのは、どういうときなんだろうか。
この母親を見て「信じられない」と人は言うかもしれない。
ただ、この母親も「そんなことする母親、信じられない」と思っていた時期はあるだろうし、誰も「踏み外さない」と言えないのでは、と思う。
キツい。
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