韮

子宮に沈めるの韮のレビュー・感想・評価

子宮に沈める(2013年製作の映画)
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どうすればこんな結末にならなかったんだろう。ラストの母親の様子からして、精神が正常であるとは思えない。ここまで心が壊れてしまう前に、誰かに助けを求めることができたなら、とやるせない気持ちになってしまう。
でも、もし、生活保護で子ども2人を抱えてギリギリの生活を20年続ける、と想像すると、途方に暮れ、壊れゆく心に身を任せてしまう気持ちもわかる。
親としての責任は母のみが背負い込み、夫は放棄し自由に生きている。それを知っている我々は果たして彼女に石を投げられるだろうか。
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