雨音

子宮に沈めるの雨音のレビュー・感想・評価

子宮に沈める(2013年製作の映画)
3.8
表情があまり見えないカットが多いけれど、伝わってくる映画。ぼけ感がすごい。
見ていてしんどくなる映画好きだけど、実話ベースとなるともっとしんどくなる。

子役(特に女の子)の演技が素晴らしすぎる…演技というより自然な表現している感じ。脚本どうなってるんだろう、気になる。

今日は妊婦健診に行ってきた。
今日もエコーで子どものあくび姿を見れた。とてもかわいい。
でも育児が大変過ぎて子どもがかわいく思えないときもきっと来る。泣いてばかりの子どもを見てると疲れ果ててこちらまで泣きそうになるかもしれない。
少子化が進んでいて現代社会での出産育児は難しくなったと思う。昔は昔で努力してきたのだろうけれど、今の日本に期待できるものはない。

子どもは生死の概念がまだわからない状態なのかもしれないけど、必死で家中の食糧探してて、弟が死んだこともわからずお姉ちゃんは生きようとしたんだと思う。
去年の夏にバスの中で子どもが置いてけぼりになり、熱中症で亡くなった事故(?)事件があったけれど、その子もまた必死に生きようと水筒の中身を飲み干したり服を脱いだりしていたのを思い出した。苦しくなる。

子育ては楽しいことばかりじゃないのは
覚悟の上だけど、
何があっても子どもには愛情を注ぎたい。
雨音

雨音