このレビューはネタバレを含みます
ネグレクトって誰にでも起こり得るよね。
追い詰められた時に客観的に理想的な行動取れる自信全くない。
タイトルと最後のシーンは
『ぜーんぶ、なかったことにしたかった』
てのと
『全部、全部とても大事なものだから』
ってどちらでもありえる行動というか
ありきたりな感想しか浮かばないけど
弱い方に流れるというか
見たくないものに蓋をするというか
絶望感がすごい。
帰ってきたシーンの後水ためて女の子溺死させたの?
そんなんあかんって考えたらわかるやん苦しかったなら助けをもとめたらよかったやんとか子供が可哀想とか、そういう意見を他人がいくら言ったとしても、育った環境でそういう色んな判断基準が育たなかったとしたらその人だけが悪いわけじゃないというか責めきれない社会問題的なエグさある映画だった。