りっちゃん

子宮に沈めるのりっちゃんのレビュー・感想・評価

子宮に沈める(2013年製作の映画)
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実際にあった大阪二児放置死事件が元になった映画。

「ママ早く帰って来てね」
「ママー」「ママー」
と、あんな母親でも子供にとっては唯一の母親で、その帰りをひたすらに待ち続けるという…書いててまた涙が出てきました。

映画の中では最初は完璧とも言える母親。それがシングルマザーとなり、夜の仕事を始めてからどんどん変わってしまう。(最初、親子の仲睦まじいシーンの数々があるからこそ余計に辛いのだけど)
それが、子を持つ親の誰に起きてもおかしくないと思わせる。

感情移入が激しい私が見れるのかと思いずっと避けてたけど、母親になった今、一度は見ておこうと思い鑑賞に至った。

この母親を擁護する気持ちも分かるし、育児から逃げ出したくなる気持ちもものすごく分かる。

でもやっぱりした事は許される事ではない。
子供の気持ちを考えると心が痛すぎる。

当分、後引き摺りそうだな…。

子役の子も大丈夫かなって心配(^_^;)

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