このレビューはネタバレを含みます
ずーんって気持ちになる映画。
特に子供好きではないけど心が重くなって考えさせられる。
映画の内容的には伏線がいくつかあるなと。
例えば、初めの丁寧な暮らしの時のロールキャベツを包んでぐつぐつ沈めるところと、最後の子供を包むところ。はじめにあやとりをハサミで切って作るところの音がはっきり聞こえるところとラストのお母さんのシーン(堕す)ところにも繋がってるなと感じたり。
あと、洗濯機、お風呂、子宮どれも空間の中に水があるのが共通してる。水で沈めて、流して、綺麗にして、どれもなかったことにしたかったのかな。
子供にはママしかいない。どれだけ見放されてもママが一番。心が苦しかった。
助けを求めることもできないし、周りも気づかない。そういう状況が一番怖い。
自分がこうなるかもしれないと思うと怖くて子供作れない。
それくらい命って重いし尊いものだなと。