りり

子宮に沈めるのりりのレビュー・感想・評価

子宮に沈める(2013年製作の映画)
3.0
実際に起きた事件を元にした、幼児に対するネグレクトの映画。BGMは一切なく、かなりリアルな感じ。少ない情報で状況を説明する画面作りがうまい。結末は非常に悲惨で、重い映画ってことは知っていたけど、この地獄、いつまで続くんだ…と視聴を途中でやめたくなるくらいだった。🧶や編み針のくだりはさすがにフィクション感あったけど、この話が映画という虚構であることを感じられたので、逆に視聴側の精神衛生上よかったかも…。

こうした事案のネグレクトが実際に起きていることは報道などで知ってはいても、子どもが育児放棄されるとはどういうことなのか、ちょっと想像はつかないよね…その地獄を映画という形ではあっても目の当たりにできて、これが決してあってはならないこと、防止していかなくてはならないことだっていう認識をさらに強くできたので、大変に辛いけど見る価値はあったかな…。
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