子宮に沈めるのはせがわのネタバレレビュー・内容・結末

一人では抱えきれんだろう、こんなの。母親は真面目だったんだろうな、何もかもが耐えられなかったんだろう。
懸命に生きようとしていて、何も知らないからただ母親を待っている。子供なりに考えて何かを食べたり飲んだりして帰ってくるまで生き延びたけれど、それはそれで逆に悲劇だったかもしれない。少しでも希望があったことが、絶望に。

でもこれはどこにでもあるような話なんだ、物語ではなく。