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あなたを抱きしめる日までのkoyoのレビュー・感想・評価

あなたを抱きしめる日まで(2013年製作の映画)
3.8
PILOMENA
これは主人公の名前

修道院でシスターをしていた主人公ジュディ・デンチ演じるフィロメナは、戒律に反して産んだ子供と引き離されてしまった。それから50年、彼女は息子のことを片時も忘れたことがない。かつての修道院で起きていた真実を突き止めたい記者との旅に出る。

昔の修道院って正直なところ、決まりが厳しすぎる気がした。たった1度の誤りを懺悔出来るのも、人生。彼女が子供を身籠ってしまったことと、真実を話さないことどっちが罪が重いかという発言をしていたが、これはほんとに難しいし複雑です。子供を身籠ってしまったこと自体が罪ならば、そもそも息子を否定してしまっていることのなりはしないか。色々考えさせられる映画でした。
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