晩飯時、軽く飲みながら珍しく長男と映画の話。
父「先日観たディパーテッドって映画がさ、マフィアと警察の両方それぞれにスパイがいるんよー」
長男「なにそれ結構面白そうじゃん」
普段はバラエティとアニメしか観ない長男、珍しく興味を持った!!
アニメ鑑賞を否定するわけじゃないんだけど、大学生にもなってさすがにどうかと、時々言ってた。
本人も多少は気にしだしたのか?
こんな年イチあるかどうかのチャンスは逃すまいと、アマプラで本作を即再生。
「じゃ、今日は映画な」
日本版は、西島秀俊の潜入捜査版と、香川照之の偽装警察版で分かれてる。
それぞれが深掘りされて面白そう。
まずは潜入捜査側。
西島秀俊さん、嫌いじゃないけど、抑揚の無い地味な演技がちょっと苦手っす。
だけど、伊藤淳史がちょうどそれをカバーするような好演っぷり。
チビノリダーがちらつくのはご愛嬌。
肝心のジャック・ニコルソン役は小日向文世か。
最初は、え?と思ったが、ニコルンとは全く異なる不気味さ。
決して本音は見せず、ニコニコしながら躊躇なく人を殺せる冷酷さを感じさせる。
これはこれで、見事なハマり役。
とはいえ、これはテレビ放送した映画なのかな?
全体的に暴力シーンがマイルドな、テレビドラマ仕様。
逆に、強引に入ってきた銃撃戦に無理を感じてしまう。。
ご事情があるにせよ、せっかく作るなら振り切ってほしかったし、振り切れないなら日本の警察とヤクザ事情をもっとリアルに描いてほしかった気がする。
・・・・
長男、スマホいじりながらだったが、最後まで楽しんだ様子。
後編も観てくれるかどうかは知らんけど。。