世界の見え方自体が少し(だが確実に)変わってしまう作品というものが確かにある。感動よりは畏怖に近い体験。
雨が白壁にうみだす陰翳が、モノクロとかカラーとかそんなものを超越した色彩をもって静かにたた…
子を持つ事、妻と愛人、幼年期の家族の記憶。反復される水と火のイメージ。全てのシーンが神聖さを纏っている。計算され尽くした人物配置にゾクゾクする。
ただ、理解が及ばないが故にもっと強烈な画を欲してしま…
大学生ぶりに鑑賞。当時は「私この名作観てますよ」マウントで内容よくわかってないのに好きな作品などに挙げていた気がする。ただ、とてつもなく映像が美しく芸術的で衝撃的を受けた、という記憶はある。
ひさ…
なかなかに難解だけれど、美しい作品。それだけでも価値があると思う。作品内の「水」の表現がとても綺麗。沈黙の時間と音楽の緩急に惹かれる。作品全ての内容をきちんと理解して咀嚼して飲み込むには、私はまだ及…
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