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ノスタルジアのnonのレビュー・感想・評価

ノスタルジア(1983年製作の映画)
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カラーとモノクロ両方を用いて現実と幻想・夢を表現している。カラーのシーンは暗く、彩度も低い。この彩度の低さはゴルチャコフが死に近い状態にあったからなのかな。最後のモノクロにも繋がるし。

余白やフレーム、陰影を活かして創り上げられた美しい画がまるで絵画のようだった。長回しの多用も印象的。神秘的な映像に詩的な台詞が添えられていて、映画全体を包み込む静けさに惹きつけられた。
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