フランスの日常をものすっごくお洒落に描いた作品。見惚れる美しさのレア・セドゥさんはモノクロでも映えるねぇ。
監督は『ドリーマーズ』や『胸騒ぎの恋人』『SAINT LAURENT/サンローラン』に出演していたルイ・ガレルさん(二世なんだ。知らなかった、覚えておこう)
俳優としても気になる存在なのに、こんなお洒落な作品撮れちゃうんだね、驚いた。素敵。
仕立て屋として働くアルチュール(アーサー・イグアルさん)と女優マリー(レア・セドゥさん)の話。
40分と短編ということで無駄のないシンプルなストーリーに詩的なセリフを突っ込む華麗さ、今作のファムファタール的な存在のレア・セドゥさんの撮り方も絶品。レアが美しすぎて彼女のプロモーションビデオになってしまいそうなのに、そんなことにならなかったのが素晴らしいと思う。
ラストが本当に素敵なの。
アベール(アルチュールの師)の粋な言葉の返し。これぞ(理想の)フランス。
