世界の見え方自体が少し(だが確実に)変わってしまう作品というものが確かにある。感動よりは畏怖に近い体験。
雨が白壁にうみだす陰翳が、モノクロとかカラーとかそんなものを超越した色彩をもって静かにたた…
どこを切り取っても絵になる美しい構図とゆっ~くり近付いたり横移動したりするカメラワーク、限界まで下げたようなクールな彩度。中盤の目が変になる演出(技術名が不明)衝撃のラストには鳥肌。
こんな芸術性の…
タルコフスキー監督がソ連を亡命してイタリアに渡って作った映画『ノスタルジア』を見ました。難解な映画ですが、心を写す映像の迫力がすごく、圧倒させられる映画です。
40年ほど前、タルコフスキーブームが…
40年ぶりに見た。あの時は映像が綺麗だとかそんなことしかわからなかった。
でも、その後ソ連は崩壊し、紆余曲折あって今のロシアがある。80年代のタルコフスキーの何か切実なもの、といっていいようなものを…
光と影、火と水、植物と無機質な建物、、
どのシーンを切り取っても美しくて圧倒された
夢をみているようであり、過去を思い出しているような気持ちにもなる、不思議で幻想的な映画
詩を映像化したようでもあっ…