映画を観せるのではなく、“観せつける”
向こうが上なんですよ、一段も二段も(・・・いや、自分などにはもっともっと上の存在です)
・・・すみません、出だしから
でも、タルコフスキー監督からは、そんな押…
このレビューはネタバレを含みます
タルコフスキー監督の作品はやはり映像の美しさが段違いだ。
しかし説明的な台詞がほとんどないために、何を描いているのかが予備知識なしでは皆目分からない。
小説でいう余白の多さが特徴的だが、それだけに観…
子を持つ事、妻と愛人、幼年期の家族の記憶。反復される水と火のイメージ。全てのシーンが神聖さを纏っている。計算され尽くした人物配置にゾクゾクする。
ただ、理解が及ばないが故にもっと強烈な画を欲してしま…
大学生ぶりに鑑賞。当時は「私この名作観てますよ」マウントで内容よくわかってないのに好きな作品などに挙げていた気がする。ただ、とてつもなく映像が美しく芸術的で衝撃的を受けた、という記憶はある。
ひさ…
なかなかに難解だけれど、美しい作品。それだけでも価値があると思う。作品内の「水」の表現がとても綺麗。沈黙の時間と音楽の緩急に惹かれる。作品全ての内容をきちんと理解して咀嚼して飲み込むには、私はまだ及…
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