野村訓市さんが出演してると知って2回目。(注意してみてもわからないほど一瞬。改めてキャスト総勢。)
初めて観た時、虜になった作品。モチーフは可愛いのに、物語の毒要素(心の闇、殺人、理不尽すぎる展開)のバランスが魅力的すぎる。
作家の銅像(現在)→作家が小説『グランドブタペストホテル』を書く(1985年)→初老の元ロビーボーイから話を聞く(1960年代)→当時ロビーボーイ(1930年代)→コンシェルジュ(ここでやっと主役)
...と、又聞きな感じがあいまいで、どこか遠くの物語のようで、ロマンチック。
改めて観るとウェスの映画のオールキャストで感動。
第64回ベルリン国際映画祭審査員グランプリや、第87回アカデミー賞の4部門などを受賞し、ゴールデングローブ賞の映画部門作品賞も受賞。
「シュテファン・ツヴァイクの著作」