とっっっっっても好き!!
淡々と話して直線的に歩くから少し急かされてるような気分にもなる。感情は顔より体全体で表現、かと言って大袈裟な身振りじゃなくて佇まいから語るような感じ。
ミステリー要素は二の次、グスタフとゼロの一生(半生)とホテルの栄枯盛衰。
あんなに小説よりも奇怪な事件があって手に入れた豪華なホテルも、時が経ってしまえば薄汚れて寂れたボロ屋になる。コメディ要素が面白かっただけに最後は少し切なくなった。
撮影方法がとにかく好き。キューブリックっぽさも感じた。次はフレンチディスパッチが観たいな〜。